町石道 慈尊院〜百五十町石
ご縁があって和歌山に居を構えることになりましたので、この機会に高野山へ上がらさせていただこうかと思い立った次第。
慈尊院から高野山へと続く町石道にチャレンジしていきたいと思っています。
町石は高野山の大伽藍を起点に慈尊院を終点として、一町石から百八十町石まであるそうです。
今日は登りはじめの雰囲気を調査します。
慈尊院の多宝塔、立派です。
出発!
一つ目の町石発見、百七十九町石です。
慈尊院からさらに階段を上がると丹生官省符神社に。神社の右脇を通って坂道を下りた所にありました。
はてな?百八十町石はどこにあったのか...
とりあえず、先に進みます。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」(高野山町石道)の案内板。
案内板を見ると大門は遥か彼方であることを改めて実感。約22kmの道のりにはどのような景色が待っているのか楽しみです。
百七十八町石。
百七十二町石。
京都嵯峨野の竹林を思い出すのは私だけでしょうか?
百六十九町石。
急な登り坂。なかなか山道には入りません。
舗装された道(柿畑の農道?)をひたすら進んでいると右手に九度山町や橋本市の街並みと紀の川が織りなす景色が眼下に広がってきます。
百六十四町石。
結構登りましたが、まだ柿畑です。
展望台の手前の十字路を左に折れて、さらに登り坂を進みます。
なんやかんやで30〜40分歩いてます。
百六十二町石。
いよいよ山道に。
百五十九町石。
山歩きといった雰囲気でいい感じです。
百五十八町石。
かなり道から外れた所に建っていますが、昔はあの辺りを通っていたのでしょうか。
百五十七町石。
百五十六町石。
石がゴロゴロしている登り坂に差し掛かります。
百五十四町石。
山も深くなって来ました。静かで落ち着いており、参詣道といった雰囲気。
百五十二町石。
どこにあるか判るでしょうか?
写真左上の方に小さく写っています。
百五十一町石。
木陰にひっそりと佇む町石と太陽の光を浴びて輝く樹々の緑。いい雰囲気です。
百五十町石。
少し太陽が低くなって来ました。
下りの時間を考えると、ここら辺りで引き返すのが良さそうです。
百八十町石。
下りで無事見つけました。丹生官省符神社へ上る階段の途中、右手にありました。
道の駅「柿の郷くどやま」に寄って帰りました。
真田信繁(幸村)公の甲冑、赤備え。説明書きには「本甲冑は真田家伝来のモノ」と書かれてます...本物!?...にしては距離が近い。
観光案内所で「高野七口押印帳」なるモノを入手。
高野山へ登るルートが7つあるとな...。
スタンプを押しつつ高野七口を制覇するべく、いざ出陣!
本日の山歩きデータ
出発時刻 13:48
到着時刻 15:10(百五十町石)
所要時間 1時間22分
概算距離 3.3km